2018年7月14日土曜日

一足早い夏休み(自然満喫の屋久島と癒しの指宿への旅)

一足早い夏休みを頂きました。だいぶん前から今年の旅行は屋久島と決めておりました。世界遺産屋久島に立つ縄文杉を一目みてみたかったからです。家族みんなで。しかし往復10時間の苦難の道。子供たちもある程度大きくならなければ不可能ですし(ガイドがついてくれない)、あまり時が過ぎれば自分の体力も心配。娘が9歳になり、息子が来年には中学生になるなど、いろいろなことを考慮すると今年しかない。ということで行ってまいりました。
今年の正月から筋トレをやってきましたが、縄文杉までの道はアラフィフの自分にとっては想像以上に険しいものでした。6時間かけて出会った縄文杉は霧の中に厳かに立ち、我々を迎えてくれました。帰りも5時間30分かかり、約12時間の行程となりましたが、家族で無事往復できたことに感動。あらためて子供たちの底知れぬ体力と精神力を実感しました。
その後、ながた浜でウミガメの産卵を見たり、平内海中温泉に入ったり、苔むす森を訪れたり屋久島の自然を堪能。その後鹿児島県の指宿へ船で渡り、砂蒸し温泉で癒されてきました。家族の絆が深まったと感じる旅でした。

朝4時20分にホテルを出発。6時よりトレッキング開始。最初はこのようなトロッコ道を進みます。2/3はトロッコ道。ガイドは旅楽さん。ガイドの赤松さんは若くて、優しい方でした。歩みが遅くなる我々をよく引っ張ってくれました。

その後、本格的な登山に。ここからがきつい。途中で屋久島ならではの雨も。でも雨が降った方が森が幻想的な雰囲気に変わります。

ウイルソン株。このハートが有名です。ガイドさんがとってくれたレコードジャケットのような写真。
6時間かけてついに縄文杉に到着。霧の中に威風堂々とした佇まい。

パワーをもらえるような気がします。昔から日本人は御神木といって木を神になぞらえますが、その気持ちがわかるような威厳を感じます。このあとまた5時間半かけて下山。帰りがきつかった。18時の最終バスにギリギリ間に合いました。

翌日は屋久島内をドライブ。平内海中温泉。

大川の滝。長雨で水量も多く、なかなかの迫力です。水の豊富な屋久島ならでは。

ながた浜の夕景。天の川も綺麗に見え、星がすばらしかった。

ながた浜は北太平洋最大にアカウミガメの産卵地なのです。ここでは4月下旬から8月上旬にかけて絶滅危惧種のアカウミガメが産卵にやってきます。旅行をこの時期にしたのもこれを子供たちに見せたかったからです。写真は撮れません。初日は残念ながらみることができず、翌日にようやく見ることができました。産卵の息づかい、疲れて海に帰る姿に感動。大変貴重な体験をさせていただきました。

白谷雲水峡の苔むす森。緑一色の世界に癒されます。

指宿に高速船で移動。砂蒸し温泉で疲れを癒します。砂の重みがなんとも心地よい。

指宿から枕崎方向へドライブ。釜蓋神社。釜の蓋を頭にのせて歩き、落とさなけれ御利益がある。

釜蓋神社の近くの磯でカニ探し。遠くに見えるのは開聞岳。

タツノオトシゴハウスでしばし休憩。

唐船峡で機械流しそうめん。

西郷ブームなので一つぐらいはゆかりの地へ。鰻温泉。ここで佐賀の乱に失敗した江藤新平と会った話は割と有名ですよね。43.5度の高温風呂でした。温泉卵は最高。

帰りは霧島神宮によって運試し。